戌年の本いろいろ

としょかん通信ぷらすあるふぁ2018年1月号 

 

 1月も半ばを過ぎましたが、毎年、干支にちなんだ本をSLA(全国学校図書館協議会)が刊行している「としょかん通信 ぷらす・あるふぁ」という冊子に紹介しています。巳年から書きはじめたので、今年で6年目。

 「ぷらす・あるふぁ」は中高生向けと小学生向けの二つの冊子があるのですが、干支の本の紹介は両方の冊子に掲載されるので、小学生から高校生までを対象にした本を選ばなくてはなりません。また、ブックトークの要素を持った原稿なので、本を紹介する「流れ」が大切です。その「流れ」を掴むために、何冊も何冊も本を机に積み上げて考えるのが、苦しくも楽しいところでしょうか。

 今年は、多文化が冊子の裏テーマになっているので、それを意識しながら以下の本を紹介しました。

 

 『カランポーのオオカミ王』ウィリアム・グリル作 千葉茂樹訳(岩波書店)

 『オオカミから犬へ! 人と犬がなかよしなわけ』

  ハドソン・タルボット作 真木文絵訳(岩崎書店)

 『走れ、風のように』マイケル・モーパーゴ作 佐藤美果夢訳(評論社)

 『いぬとねこ 韓国のむかしばなし』

  ソ・ジョンオ再話 シン・ミンジェ絵 大竹聖美訳(光村教育図書)

 『犬になった王子』チベット民話 君島久子文 後藤仁絵 岩波書店

 『コヨーテのおはなし』

  リー・ペック作 ヴァージニア・リー・バートン絵 安藤紀子訳(長崎出版)

 『コヨーテ老人とともに アメリカインディアンの旅物語』

  ジェイム・デ・アングロ作・画 山尾三省訳 (福音館書店)

 

 オオカミから犬へ、人とともに暮らすようになった姿から、ネイティブアメリカンやメキシカンの民話のトリックスターでもあるコヨーテまで紹介してみました。

 

「としょかん通信」は図書館によく貼ってある、壁新聞みたいなものです。

それを注文すると司書の方の資料として、「ぷらす・あるふぁ」という冊子がついてくるのです。毎月、なかなか面白いテーマの壁新聞が届くのですよ。

 ご興味を持たれた方は、こちらのサイトへどうぞ。

 

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